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イタリア語能力検定試験(PLIDA)

イタリア語を母国語としない方の検定として、ダンテ・アリギエーリ協会イタリア語能力検定というのがあります。PLIDAと呼ばれ、イタリア政府より外国人学生が入学促進するための資格として公認されています。

目次

〇イタリア語能力検定試験(PLIDA)の概要

ダンテ・アリギエーリ協会という場所で行われるイタリア政府公認のイタリア語検定があります。PLIDA(Progetto Lingua Italiana Dante Alighieri)というもので、6つの等級に分けて検定試験を実施しています。PLIDA実行委員会からダンテ・アリギエーリ協会は、日本で最初となる「PLIDA」イタリア語能力検定試験の実施を委託されて試験が始まりました。

http://www.il-centro.net/wpd/

〇イタリア語能力検定試験(PLIDA)の受験級レベル

イタリア語能力検定試験(PLIDA)は、6つの受験級レベルに分かれています。

  • PLIDA A1:イタリア語 初級Ⅰ
  • PLIDA A2:イタリア語 初級Ⅱ
  • PLIDA B1:イタリア語 中級Ⅰ
  • PLIDA B2:イタリア語 中級Ⅱ
  • PLIDA C1:イタリア語 上級Ⅰ
  • PLIDA C2:イタリア語 上級Ⅱ

〇イタリア語能力検定試験(PLIDA)実施内容

イタリア語検定(PLIDA)試験は以下の内容で実施されます。

http://www.il-centro.net/wpd/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%AA%9E%E6%A4%9C%E5%AE%9A-plida/

  • 試験対象者:イタリア語を母国語としない方
  • 受験条件:イタリア語検定(PLIDA)試験を受ける為には、ダンテ・アリギエーリ協会への加入が条件となっています。
  • 試験日:ほぼ2か月に1回の割合で開催されています。
  • 試験科目:リスニング (ASCOLTARE)、リーディング (LEGGERE)、作文 (SCRIVERE)、口頭試験 (PARLARE)の4科目実施されます。
  • 試験時間:6つのレベルで試験時間が違ってきます。
  1. レベルA1:聴解20分・読解30分・作文40分・口述10分の合計100分
  2. レベルA2:聴解20分・読解30分・作文40分・口述10分の合計100分
  3. レベルB1:聴解20分・読解30分・作文50分・口述10分の合計110分
  4. レベルB2:聴解40分・読解45分・作文50分・口述15分の合計150分
  5. レベルC1:聴解40分・読解45分・作文90分・口述15分の合計190分
  6. レベルC2:聴解40分・読解45分・作文135分・口述15分の合計235分
  • 合格基準:各科目が30点満点で、それぞれで18点以上を取る必要があります。つまり4科目合計の合格基準の最低点は72点となります。最高は120点満点です。
  • 採点方法:採点はローマ検定本部に送られ、採点を行います。採点が終了して各自に結果を送られて来ます。
  • 試験の特色:日本のような鉛筆を使用することは禁止されています。ボールペンを利用します。鉛筆を使用しますと試験は無効となります。

〇イタリア語能力検定試験(PLIDA)の効果

イタリア語能力検定(PLIDA)により、6段階の評価を貰った合格者はイタリアの大学に入学する際の語学能力証明書、あるいは単位交換の認定書類としても利用することが出来ます。

このダンテ・アリギエーリ協会で実施されるイタリア語能力検定(PLIDA)は、東京支部が出来てまだ10年足らずということもあり、認知度はありません。以前から日本で実施されていた民間資格のイタリア語検定協会が実施する「実用イタリア語検定」が有名です。

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