夫婦心理家族心理資格人気ランキング

多様な生きかたが広がる現代日本。それにつれて、家族や夫婦のありかたも流動的になっています。そのぶん、多くの問題が発生するようにもなってきました。

家族や夫婦のあいだのトラブルは当事者だけでの解決がむずかしく、第三者の協力が不可欠な場合が少なくありません。そこで今、家族心理学や夫婦心理学の知識をもつ専門家への需要が高まっているのです。

その需要に応えるかたちで、現代日本には家族心理・夫婦心理に関連する資格がたくさん用意されています。では家族心理・夫婦心理の資格にはどのような種類があり、そのなかでどの資格がとくに人気なのでしょうか?

ここでは家族心理・夫婦心理の資格から人気のトップ5を紹介します。そしてそれぞれの資格ついて、どのような内容の仕事なのか、どのように資格を活かすことができるのか、どうやったら資格を取得できるのかの3点から解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

・第1位 夫婦心理カウンセラー

第1位は夫婦心理カウンセラーです。夫婦心理カウンセラーは、夫婦や家族の問題に関して的確なカウンセリングを行うことが要求されます。家族にまつわる豊富な知識が必要となるでしょう。浮気、離婚、失業、浪費、DV、別居、アダルトチルドレンなど、多様な問題に対応することになります。

どのように資格を活かすことができるのでしょう?まず、夫婦心理カウンセラーの資格を取得すれば、夫婦や家族を専門としたカウンセラーとしての活動につながります。またカルチャースクールなどで心理学を教える講師としての道も考えられるでしょう。こうして活動の幅を広げていけば、そこからまた新たなキャリアの展望が開けてきます。

どうやったら夫婦心理カウンセラーの資格を取得できるのでしょうか?受験資格はとくに必要ないので安心してください。インターネットから申し込み、試験当日は在宅での受験となります。70%以上の評価をもらえれば合格です。試験は2カ月に一度、年に6回開催されているので、合格のチャンスは少なくありません。

・第2位 家族心理カウンセラー

家族や男女のカップルについての正しい専門知識をもち、さまざまな問題に的確なアドバイスとカウンセリングを処方する。これが家族心理カウンセラーの仕事です。結婚、出産、離婚、再婚などの大きな環境の変化にとまどう人々を、的確にサポートする役割が求められます。

家族心理カウンセラーの資格を取得すれば、夫婦や家族を専門としたカウンセラーとしての活躍につながるでしょう。また心理学の知識やカウンセリングの経験を活かし、講師として活動することもできます。

家族心理カウンセラーはだれでも受験することができる資格で、試験にはインターネットから申し込みます。試験当日は在宅での受験となり、70%以上の評価で合格です。試験は年に6回、2カ月に一度のペースで開催されています。

・第3位 家族療法カウンセラー

家族療法カウンセラーは、個人ではなく家族を対象としてカウンセリングを行います。家族療法では、個人の精神や行動にみられる問題も家族関係から生じていると考えるからです。家族療法カウンセラーとして活動する人は、アドラー心理学などを含む心理学の基礎知識や、家族カウンセリングの技能を習得している必要があります。

家族療法カウンセラーの資格を取得すれば、保育施設や教育施設、医療施設、行政法人といったさまざまな現場で役立てることが可能です。資格の取得によって活動の幅が広がり、多様なキャリアへとつなげることができるでしょう。

家族療法カウンセラーの資格を取得するには、まず日本能力開発推進協会(JADP)が指定している認定教育機関にて、カリキュラムを修了する必要があります。カリキュラムの修了後、インターネットで受験を申し込みましょう。試験当日は在宅で受験することになります。得点率70%以上で合格です。

・第4位 夫婦カウンセラー

夫婦カウンセラーはその名の通り、夫婦関係の改善をサポートする専門家です。別居や離婚など夫婦が抱えるさまざまな問題に対処し、的確な支援を行います。精神面や経済面、また子どもへの影響などのあらゆる角度から問題を捉え、最善の解決へと導くスペシャリストです。

夫婦カウンセラーへの需要はあるのでしょうか?夫婦関係が悪化すると、当事者間だけでの解決は非常にむずかしくなります。第三者のサポートが必要なケースが多いのです。また現代日本では離婚件数が増加傾向にあり、家庭のトラブルも増えています。こうした点を考えれば、夫婦カウンセラーに対する需要もまた増加傾向にあるといっていいでしょう。

夫婦カウンセラーの資格を取得するためには試験に合格する必要があるのですが、試験を受ける前にまず日本能力開発推進協会(JADP)が指定する認定教育機関でのカリキュラムを修了しなくてはいけません。カリキュラムの修了後、インターネットから試験に申し込みます。試験は在宅での受験となり、得点率70%以上なら合格です。

・第5位 家族相談士

家族からのSOSをキャッチし、的確なカウンセリングを行うのが家族相談士の仕事です。家族の個々のメンバーだけでなく、家族全体を対象としたカウンセリングを行うところに特徴があります。家族の個々のメンバーを相手にするときにも、つねに家族関係全体を視野に入れてカウンセリングをします。

家族相談士の資格を取得することで、どのようなキャリアにつながるのでしょうか?ここでも人それぞれ多様な選択肢があります。臨床心理の仕事に役立てる人、電話カウンセラーの職についた人、ボランティア活動に資格を活かす人など、さまざまです。

家族相談士の資格を取得するためにはどうしたらいいのでしょう?まず、日本家族カウンセリング協会が開催する「家族相談士養成講座」を受講する必要があります。講座の受験には臨床経験を求められるので注意してください。家族カウンセリングと関わりのある実戦経験1年以上が必要です。講座の終了後に試験を受験します。筆記試験と面接試験がありますが、合格率は低くありません。

・まとめ

以上、夫婦心理・家族心理資格人気ランキングのトップ5を、仕事の内容、資格の活かしかた、資格の取得方法の3つの点から解説しました。

人々の生き方が多様になるにつれ、家族や男女カップルのトラブルも増えています。家庭内の不和や離婚、デートDVなど、対処すべき問題は山積み状態にあるといえるでしょう。こうした問題に対応できるスペシャリストが求められています。正しい知識をもち、的確なアドバイスとカウンセリングを行うことのできる専門家がもっと必要なのです。

こうした現実に対応するため、家族心理学や夫婦心理学の研究が続けられています。これらの分野は心理学のなかでも比較的新しい分野に属していて、現在進行形で成長を続けているのです。これは、家族心理学や夫婦心理学の世界に飛び込むことで、その成長プロセスに参加できることを意味します。

世の中の家族や夫婦をサポートしていきたいと希望する人は、家族心理・夫婦心理の資格を取得し、将来のキャリアにつなげることを検討してみてはいかがでしょうか。
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