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義肢・装具製作技能士

資格

義肢・装具製作技能士は、身体の一部を失った方の機能を補うために使われる義肢や、身体機能が低下した方などが使用する装具の製作に必要な技能を持つ方をいいます。技能士とは技能検定制度による国家資格です。

〇義肢・装具製作技能士制度について

義肢・装具製作技能士とは、職業能力開発促進法による技能検定制度の一つで国家資格となります。厚生労働省ホームページから確認しますと、平成28年度現在127種類の技能検定があります。

http://www.mhlw.go.jp//stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/ability_skill/ginoukentei/index.html

技能検定試験は、中央職業能力開発協会が試験問題を作成して、都道府県の職業能力開発協会が試験を前期と後期にわけて実施しています。

http://www.javada.or.jp/

〇義肢・装具製作技能士の等級レベルと受験資格

義肢・装具製作技能士の称号レベルには下記のようになっています。

  • 1級:上級の技能者が通常有すべき技能とこれに関する知識の程度を有する者
  • 2級:中級の技能者が通常有すべき技能とこれに関する知識の程度を有する者

受験資格は以下の通りです。

  • 1級:7年以上の実務の経験を有する者・2級合格後2年以上の実務経験がある者・また指定学科卒業で実務経験が短縮されます。
  • 2級:2年以上の実務の経験を有する者・また指定学科卒業で実務経験が短縮されます。

受験区分は以下の通りです。

  • 義肢製作作業
  • 装具製作作業

〇義肢・装具製作技能検定試験

義肢・装具製作技能検定試験の内容は以下の通りです。

  • 試験日:年2回実施していまして、前期6~9月と後期11月~2月に開催されますが、都道府県によっては実施していない場合や日程等も違うことがあるのでご確認下さい。http://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html
  • 試験会場:各都道府県で指定された試験会場で行われます。
  • 試験内容:学科試験と実技試験について試験が行われます。
  • 試験科目:試験科目は以下の通りです。
  1. 学科試験:関連するものから、真偽法及び四肢択一法が50問出題されます。必修科目として、義肢及び装具一般・医学一般・機械要素及び作動機構・工作法一般・材料・製図・電気・安全衛生の科目を問われます。選択科目では、義肢製作法・装具製作法のいずれかを解いていきます。
  2. 実技試験:義肢・装具製作に関する実技試験を行います。
  • 合格基準:それぞれ100点満点で学科試験が65点以上、実技試験が60点以上となっています。
  • 合格率:この種目だけの試験結果は非公表ですが、全種目の技能検定試験結果では厚生労働省・平成26年度「技能検定」実施情報で確認してみますと1級38.4%、2級26.4%となっています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000093483.html

〇義肢・装具製作技能士の仕事内容等

義肢・装具製作技能士を取得しますと、国家資格保持者として「〇級義肢・装具製作技能士」の称号を得ることができます。資格を保持していない者が称号を名乗ることは法律で禁止されています。

この仕事は、一つ一つが完全なオーダーメードです。要望にあう義肢や装具を製作することは大変なことかもしれませんが、それ以上の達成感とお客様から喜ばれることが何よりも生きがいとなるでしょう。

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