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化学分析技能士

資格

化学分析技能士は、化学分析に必要な技能を持つ方で技能検定制度による国家資格です。与えられた試料溶液中に含まれる4種類の金属イオンの検出を行う定性分析、キレート滴定法による塩化カルシウム、塩化マグネシウム及び塩化アルミニウムの定量を行う定量分析によって化学分析をおこなっていきます。

〇化学分析技能士制度について

化学分析技能士とは、職業能力開発促進法による技能検定制度の一つで国家資格となります。厚生労働省ホームページから確認しますと、平成28年度現在127種類の技能検定があります。

http://www.mhlw.go.jp//stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/ability_skill/ginoukentei/index.html

技能検定試験は、中央職業能力開発協会が試験問題を作成して、都道府県の職業能力開発協会が試験を前期と後期にわけて実施しています。

http://www.javada.or.jp/

〇化学分析技能士の等級レベルと受験資格

化学分析技能士の称号レベルには下記のようになっています。

  • 1級:上級の技能者が通常有すべき技能とこれに関する知識の程度を有する者
  • 2級:中級の技能者が通常有すべき技能とこれに関する知識の程度を有する者

受験資格は以下の通りです。

  • 1級:7年以上の実務の経験を有する者・2級合格後2年以上の実務経験がある者・また指定学科卒業で実務経験が短縮されます。
  • 2級:2年以上の実務の経験を有する者・また指定学科卒業で実務経験が短縮されます。

〇化学分析技能検定試験

化学分析技能検定試験の内容は以下の通りです。

  • 試験日:年2回実施していまして、前期6~9月と後期11月~2月に開催されますが、都道府県によっては実施していない場合や日程等も違うことがあるのでご確認下さい。http://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html
  • 試験会場:各都道府県で指定された試験会場で行われます。
  • 試験内容:学科試験と実技試験について試験が行われます。
  • 試験科目:試験科目は以下の通りです。
  1. 学科試験:関連するものから、真偽法及び四肢択一法が50問出題されます。化学分析法・化学一般・安全衛生の科目から出題されます。
  2. 実技試験:化学分析(定性分析・容量分析)に関する実技試験を行います。
  • 合格基準:それぞれ100点満点で学科試験が65点以上、実技試験が60点以上となっています。
  • 合格率:この種目だけの試験結果は非公表ですが、全種目の技能検定試験結果では厚生労働省・平成26年度「技能検定」実施情報で確認してみますと1級38.4%、2級26.4%となっています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000093483.html

〇化学分析技能士の仕事内容等

化学分析技能士を取得しますと、国家資格保持者として「〇級化学分析技能士」の称号を得ることができます。資格を保持していない者が称号を名乗ることは法律で禁止されています。

就職先としては、生産工場や医療機関、分析をする会社などに分析化学技術者という職種で仕事をされています。このような方は仕事の延長線上で環境計量士も取得されています。

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