建設機械施工技士は、国家資格である「施工管理技士」の一つで土工現場や舗装工事の施工管理をする監督業務を行っています。1級と2級に分かれていまして、級によって仕事の規模が違って来ます。

〇建設機械施工技士とは?

建設機械施工技士は、建設業では土工事や舗装工事の施工を管理する資格として建設機械の監督業務を行います。試験にて実際に建設機械を操作しますので、その他の「施工管理技士」とは受験者数が少ないという特徴があります。2級は6種類の建設機械に分類されています。

・2級建設機械施工技士

  1. 第1種 - ブルドーザー(トラクター系建設機械操作施工法)
  2. 第2種 - 油圧ショベル(ショベル系建設機械操作施工法)
  3. 第3種 - モーターグレーダー(モータ・グレーダー操作施工法)
  4. 第4種 - ロードローラー(締固め建設機械操作施工法)
  5. 第5種 - アスファルトフィニッシャ(舗装用建設機械操作施工法)
  6. 第6種 - アースオーガー(基礎工事用建設機械操作施工法)

・1級建設機械施工技士:2級の建設機械各6種の建設機械を用いた施工管理をします。

〇建設機械施工技士試験の受験資格

建設機械施工技士の試験を受けるには受験資格があります。

一般社団法人 日本建設機械施工協会HPより。

http://www.jcmanet.or.jp/?p=5217

指定学科卒業により、実務経験がことなります。指定学科とは、機械工学、土木工学、都市工学、衛生工学、交通工学、電気工学、又は建築学に関する学科等となっています。

〇建設機械施工技士試験

建設機械施工技士試験の実施試験機関は、「一般社団法人 日本建設機械施工協会」が行っています。

http://www.jcmanet.or.jp/?page_id=83

学科試験と実地試験に分かれていまして、1級・2級それぞれ学科試験は6月に、実地試験は8月~9月に実施されます。

実技試験では建設機械を操作する試験となっていますので、他の「施工管理技士」試験の受験料よりも若干高めとなっています(学科10,100円、実技27,800円)。

・学科試験得点:60%以上

・実地試験(1級組合せ施工法) 得点:60%以上

・実地試験(1級操作施工法・科目ごと) 各科目の得点:60%以上

・実地試験(2級操作施工法・第1種~第6種までの種別ごと) 得点:60%以上

〇建設機械施工技士の仕事や報酬等

建設機械施工技士の平均年主は、平成27年の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より参考にしますと約390万円となっています。サラリーマンの平均年収400万円とは若干少ないですが、建設機械の操作等専門の技術者を指導したり監督業務をする仕事というのは責任感と一緒にやりがいも出てくる仕事でしょう。また、資格を取得することによって資格手当を毎月支給したり、合格した際の合格一時金を支給する建設会社も多くあります。

また、建設機械施工技士を有している資格者は1級・2級土木施工管理技士や1級・2級舗装施工管理技術者等のダブルライセンスを取得して、建設業ではマルチの仕事をしている方もいらっしゃいます。そして1級の資格を有している者は監理技術者や主任技術者として、1級の有資格者は主任技術者として建設機械の施工をする技術者として建設工事現場にて活躍しているのです。

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