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簡易裁判代理認定司法書士

資格

認定司法書士又は簡易裁判代理認定司法書士とは、2002年の司法書士法改正(第3条第1項第6号及び第7号)により出来た比較的新しい資格です。司法書士の資格を有する者が、簡裁訴訟代理等関係業務を扱うことが出来る認定されて業務を行っています。

〇簡易裁判代理認定司法書士とは?

簡易裁判代理認定司法書士は、法務大臣が簡裁訴訟代理等関係業務を行えるのに必要な能力を有すると認定するために、能力認定考査試験に合格した者が認定司法書士として業を行っています。認定されますと、簡易裁判所での訴訟額140万円以下の場合や民事調停・裁判外和解の代理業務等を扱うことが出来まして以下のような手続きが扱えます。

  1. 民事訴訟の手続
  2. 訴えを提起する前の和解手続
  3. 支払督促の手続
  4. 証拠保全の手続
  5. 民事保全の手続
  6. 民事調停の手続
  7. 少額訴訟債権執行手続
  8. 裁判外の和解の各手続について代理する業務
  9. 仲裁手続
  10. 筆界特定手続について代理をする業務(筆界特定手続について代理業務をする場合に関しては、対象土地の評価額合計が5,600万円以内となっています。)

法務省HPより

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji116.html

〇簡易訴訟代理等能力認定考査試験

簡易裁判代理認定司法書士になる為に、毎年6月の第1日曜日に実施される簡易訴訟代理等能力認定考査を受ける必要があります。合格発表は9月1日前後に発表されています。

法務省HPより

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00213.html

・平成27年度合格率:65.8%

・平成26年度合格率:69.8%

・平成25年度合格率:69.4%

・平成24年度合格率:65.8%

・平成23年度合格率:65.9%

と、合格率は約7割となっています。

なお、試験前に日本司法書士連合会による特別研修(100時間研修)を修了する必要があります。また司法試験の受験勉強で知識が残っている合格者が続けてこの試験を受けていることが最近多いそうです。熟練の司法書士よりも、若手の司法書士が受験しているということらしいです。まだ仕事も少ない内に、新たな試験に取り組める時期としてはすぐに認定司法書士の試験に挑むのが一番いいのかもしれません。

〇簡易裁判代理認定司法書士の業務内容

簡易裁判代理認定司法書士として活動できるようになりますと、本人の代理人として手続き業務を行うことが出来るようになります。これにより、簡易裁判が始まっても本人が出廷する必要はなく、代理人である認定司法書士が裁判の進行が行われます。それゆえ本人と代理人との意思疎通がしっかりしていないと、あとあと問題が生じてくることもありますのでしっかりと対応すべき点かと思われます。

収入面から言いますと。通常の司法書士業務の方に比べれば認定司法書士の方が取り扱い業務が増える分、収入は増えているそうです。しかしながら得手不得手がありますので、たとえ簡易裁判といえども本人の代理で応じる為にストレスになることも少なくありません。司法書士の平均年収が約600万円~700万円と言われていますが、認定司法書士では年収1,000万円を越えているという声もかなり多いようです。

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