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資格

音楽のもっている心理的、身体的、社会的なはたらきを活用して行われるリハビリテーションや教育活動などを、総括的に表したことばが音楽療法と定義づけられています(出典:日本音楽療法学会)。この音楽療法に関する資格はほかの資格に比べると数は少ないようですが、老人介護施設や児童福祉施設、メンタルクリニックなどに勤務している人がスキルアップのために受験するケースが多くみられます。超高齢化社会にあって、今後ますます需要が高まることが期待される資格の1種です。

1位 メンタル心理ミュージックアドバイザー

人間の心は身体に大きな影響を及ぼすと考え、心身に対する音楽の作用を理解し、活用できる技術を修得した人が対象です。試験内容は、補完医療としての音楽療法、音楽の力の原理、音楽の聴き方、生理的・心理的効果、気分の調整、アルファ波、モーツアルト音楽研究など多岐にわたります。メンタル心理ミュージックアドバイザーの具体的な仕事は、相談者の心身の状態に応じた音楽を利用することで癒し効果を最大限に引き出し、心と体の健康を保つためのアドバイスをすることです。相談者と面談している間は、相手が抱えている問題は何か、どのようなケアが必要かということを判断する、心理的、医学的な知識もある程度要求されます。音楽療法といっても楽器をうまく演奏したりすることではなく、相談者が音楽に触れる経験をすることが何よりも大切なこととされています。もう一つ大事なことは、音楽の好みは人によって異なりますし、そのときの心理状態によっても大きく変わりますから、適切な音楽を選ぶ能力も身につける必要があります。資格取得後は、老人介護士施設、児童福祉施設、精神科や心療内科などの医療機関で活動することができます。

主催:日本アロマメディカル心理セラピー協会。受験料:10,000円。在宅受験。

2位 音楽療法インストラクター

音楽の歴史や癒し効果などの基礎知識と、日常生活における音楽の重要性、その活用法などを修得した人が対象です。音楽は心をリラックスさせるだけでなく、BGMのように静かな音楽が流れる中で仕事をすると、集中力が高まって効率がよくなるという効果もあります。また、だれかと一緒に心地よい音楽を聴くことで会話が弾むなど、コミュニケーションツールとしての役割も果たします。音楽療法インストラクターは、そうした音楽のもたらす効果を理解し、人に対して音楽療法を指導していく仕事です。試験には、音楽療法とQOL(生活の質)、イメージ誘導法、個人音楽療法と集団音楽療法、子どもの音楽療法、ホスピスでの音楽療法、病気のリハビリテーションなど、幅広い分野から出題されます。資格取得後は、カルチャースクールなどで講師活動を行うことができます。

主催:日本インストラクター協会。受験料:10,000円。在宅受験。

3位 音楽療法士

音楽療法士は、歌を歌ったり、一緒に聴いたり、楽器や手拍子で演奏したりすることで、病気の回復や低下した機能の維持改善を図る仕事です。具体的には、病気や事故で脳障害をきたした人、認知症の高齢者、心の病を患っている人、障害を持つ児童などに対して施術するケースが多いようです。その患者の心身の状態に合わせた音楽を計画的に採り入れることで心身の回復を促す仕事であるため、さまざまな知識やテクニックを修得する必要があります。この試験を受けるには、下記の学会が認定する専門学校か、大学を卒業することが必要です。資格取得後は、介護老人福祉施設、児童福祉施設、医療機関の精神科または心療内科などに勤務するのが一般的です。

主催:日本音楽療法学会。受験料は各実施機関に問い合わせてください。

 

 

 

 

 

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